「マスク」と言えばガーゼマスクよりも不織布製マスクを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。ガーゼ製を使用している人はほとんど見かけなくなりましたね。
不織布製のマスクはなんといっても使い捨て出来る手軽さがよいところ。
でも実際のところ、どのくらい使ってから捨ててますか?
「わたし、もしかしてあまりにもあっさりと捨てすぎてる?」 「もしかして長く使いすぎ?」 なんてちょっと迷ったりすることってありませんか?
そんなお悩みを解決しようと思い、今回は、使い捨てマスクの「捨て時」の決め手をご紹介したいと思います。
目次 ~ 気になるところからどうぞ ~
機能性と快適さが使い捨て判断の決め手
不織布製マスクは1日1枚が使用目安期間になっているようです。それを踏まえて、求めている機能が落ちていないかに加え、快適に使えるかどうかを基準にすると判断しやすいですよ。
家庭用で主流になってきた不織布製マスク
マスクって、医療用、産業用、家庭用の3種類があるんだそうです。
なじみ深いのが風邪や花粉対策としてドラッグストアやスーパーマーケットで売られている家庭用マスク。
今回、話題にしているのもこの家庭用マスクで、いまはどこに買いに行っても不織布性が圧倒的に多くなりました。
従来「医療用マスク」の素材として一般的だった不織布が、花粉症流行で急激に普及して家庭用マスクの総生産数の9割以上(*)を占めているそうです。(*全国マスク工業会調べ「2007 年度上半期家庭用マスク素材別生産比率」)
不織布製マスクとガーゼマスクを比べてみよう
不織布製マスクの扱いを考える前に、ちょっとだけガーゼマスクとの比較をしてみましょう。
不織布製 | ガーゼマスク | |
メリット | ・顔周りの圧迫感がなく呼吸も楽、お化粧移りも防ぎやすい。
・粒子をキャッチする機能に優れていて、通気性もよいのが特徴。 ・使いきりだから衛生的。 ・値段が安くて手軽に入手できる。
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保湿性・保温性に優れていて、手洗いで優しく洗って再利用できる。
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取替時の目安 | 1日1枚 | ガーゼがほつれてきたり、黄ばんできたり、形が崩れてきたら交換 |
なんとなく知っていた、そうだと思った、というような内容だったと思います。
不織布製マスクは1日に1枚が適当と考えられているようですが、あなたも1日1枚でしょうか?
わたしは1日に1枚か、2枚使ってしまうこともあったり、きれいだしあまり使わなかったから翌日も使うということもあります。何日目かわからなくなったらきれいでも処分したりもしていますね。
不織布製マスクは安く手に入って手軽に使えるのが利点ですが、繊維や糸を化学的に処理して作られていることからも肌触りやにおいが気になったりするところがデメリットかと思います。
たとえば・・・
試験勉強中にマスクの匂いとチクチクと肌触りが気になった場合
試験勉強中で、風邪は絶対ひきたくないからマスクをして予防しよう、だけど勉強に集中したいのにマスクの臭いが気になる、、、毛羽立ちがチクチク肌に触れて気になる、さあどうしましょう!?
こうなったらマスクしてないほうがましなのではと思っちゃいますよね。
そもそも、風邪の予防ができても臭いが気になったり、肌触りが悪くて気になったらこの場合マスクをつけるのが逆効果なわけです。
そこでこのマスクをまだ使うために具体的に考えられる対策は、基本的に1日一枚を目安にしながら
- 肌触り対策:マスクの当たる顔の部分に保湿クリームを塗る
- 臭い対策:臭い対策にマスク用のアロマの香りや抗菌効果を謳ったスプレーをかける
あるいは、抗菌の機能性がまだ落ちてない点には目をつぶって処分する。
そして、処分したら次はハーブの香りのするマスクを買い求めてみるのも一案です。
使い始める前から、衛生的に長時間使えるように抗菌スプレーをかけておくのも一つですよね。
こんな風に機能性や快適さから考えて、場合によってはお助けアイテムを活用してみるのはいかがでしょうか。
ところで私達は、日頃、どんなシーンで、どんなふうにマスクを使っているでしょうか?
マスクを使っているシーンとマスクの役割
<私たちがマスクを使っているシーン>
- 家庭:大掃除、就寝時、園芸作業、試験勉強
- 職場や学校:オフィス内、衛生的な職場、給食当番・調理実習
- お出かけ:人混み、移動中、花粉・黄砂・PM2.5飛散対策、防寒・保湿
これらのシーンで、マスクの果たす役割は次の2つです。
<マスクの機能はこの2つ>
- 口と鼻を覆う形状で、花粉、ホコリなどの粒子が体内に侵入するのを抑制
- かぜなどの咳やクシャミの飛沫の飛散を抑制すること
これらの役割をそれぞれのシーンで活かせてないな~と実感したときが、そのマスクをまだ使い続けるか捨てるかの判断のタイミングになるのではないでしょうか?
機能してないなと思ったらすぐ処分して新しいマスクに付け替えればいいのです。
反対にまだ機能していると感じたなら、次に、肌触りやにおいなど、快適に使えそうかどうか、考えてみるとよさそうですね。
使い捨てマスクの交換は1日1枚を目安に機能性と快適性で判断!
あらかじめどんな目的で使うのかに合わせてマスクを選ぶことも大切でしょう。
いまどきのマスクは形状も平型(ガーゼマスク)、プリーツ型、立体型など3種類もあり、香りや様々な機能を持たせた個性的なマスクがいろいろ出ています。その中から目的に合ったマスクを選んで、1日1枚を目安に、機能が果たせていて快適に使えそうだったらまだ捨てない。機能はしているけれど快適じゃないと思ったら使い方に工夫を加えるか処分する。
使い始める前に、より衛生的に長時間使えるように抗菌消臭スプレーをするのも一つです。
毎日、短い時間だけしか使わないから次の日も使いたい。そんな時もあらかじめ抗菌消臭スプレーをしておくと、抵抗なく翌日の使用もできそうですよね。
アロマの香りを謳っているマスクを使うのもリラックスできたり気分も変わってよいでしょう。
機能性と快適性、この2つを判断材料にして上手に使いこなしてマスク美人でいきましょう!
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