ドングリをたくさん拾って帰ってきたけど、殺菌とか消毒とか、皆さんどうしてるのでしょうか?
体験を交えて、どんぐりのクリーニングについてまとめてみました。
目次 ~ 気になるところからどうぞ ~
拾って帰ったらしておくべき処理はコレ!
どのくらい長くどんぐりを保存させたいかに合わせて、クリーニング方法を使い分けるのがよい、という結論になりました。
自然のものですし、傷んでくるものも当たり前ですが、家の中に持ち込むとなると、泥落とし&カビ対策は最低限しておきたいところです。
まず、【泥落とし】乾かして泥を落としたり汚れを水で洗い流す。そして、乾いた布巾でどんぐりのまわりの水分をぬぐう。
次に、【カビ対策】天日で1~2日、念入りに乾燥したい場合は2,3日天日干し✨
このクリーニングもちょっと、、という場合も、ビニール袋から取り出して乾かすのだけは忘れないようにするのをおすすめします。
濡れたままビニール袋や空き缶に入れっぱなしにしてると、カビてきたり白い虫がわいてきて、ぎょっ!とすることになります^^;
もっと念入りにクリーニングる方法は・・・
冷凍で殺菌して解凍してから使うんですね。
うちでは、どんぐりは傷むのもあたりまえだし、この秋に拾ったドングリはこの秋だけどんぐり遊びを息子が楽しめれば十分だと思いました。
なので、私は水洗いした後サッと熱湯を掛ける程度に。
というわけで、いろいろなクリーニング方法があるので、どのくらい長く保存させたいかに合わせてクリーニング方法を使い分けるのがよさそうですよ。
ここで気をつけたいことが一つあるのでご紹介します。
カンペキに殺菌しようとするあまり、あまり過熱しすぎると堅果の外側が割れて中身が飛び出してしまう! ということです。
実際、うちで、どんぐりの帽子の「殻斗」と言われる部分をはずして、コロコロの「堅果」の部分だけを電子レンジで丸ごと蒸してみました。
その結果、ボンッ!と破裂してしまいました。
では、どうやったら破裂しないんでしょうか。
こちらでは、電子レンジの実験結果をご紹介しますね。
実験リポート:電子レンジでクヌギを蒸してみました
蒸したのは下の写真の真ん中のクヌギ1個です。電子レンジで蒸してみました。
タッパーにお水をちょっと張ってラップフィルムをかぶせ電子レンジ600Wで10秒足らずで、ボンッ! と破裂し・・・
あらら・・・、写真のような姿になってしまいました。
せっかくきれいな形のクヌギだったのにザンネン(泣)!!
ということで、結論をどうぞ。
蒸した結果、思わぬ収穫がありました。
この破裂したクヌギ、触ってみたら程よく柔らかくなっていたんです。
上手に蒸したり煮たりすることができたら、串を刺しやすくて便利ですね。
やじろべえを作ってみたい方は蒸してみるのもいいかも。
どんな結果でも、おもしろい♪
親心から加熱すべきか、消毒すべきか、など悩んでしまいますよね。
でも、もしかしたら、子どもさんは加熱 or 冷却処理するより、素のままのどんぐりからカビが生えてきたりする様子や虫のわく様子って、案外、新鮮なのかもしれません。
うちも、去年拾ったどんぐりを入れた空き缶を1年ぶりに開けたら、たくさんのカビが生えてて・・・
私は一瞬たじろぎましたが・・・
息子はというと、「きゃ~なにこれ~!? ふわふわの白いののが生えてるよ~」なんて騒ぎながら、木の棒で突っついたりしてしばらく遊んでいました。
かびも、よく見てみると色とりどり、カラフルなんですね。ピンク、しろ、薄黄色。
カビではないようですが、どんぐりが日焼けしたみたいに真っ黒になってるのもあったり
そうかとおもうと、綺麗なままのどんぐりもあったりと、1年放っておいたら思わぬ発見がありました^^♪
おまけ:どんぐりの遊び方いろいろ
秋の楽しみ、どんぐり遊び。
串を刺してやじろべえや独楽に、色を塗ってアクセサリーやキーホルダー、リースの飾り、ジオラマのパーツに、モビールに。缶やペットボトルにそのまま入れて楽器に。空き箱で作った迷路に転がしてみたり、実の平らなほうに穴をあけて笛にする、などなど、どんぐり遊びって限りなくたくさんありますね。
お子さんとどんぐりを通して楽しい秋の思い出を作れますように!
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